アーチザンズ・スピリッツのブログ
<タイトボンドのはなし(3)>
タイトボンドのはなしの第3弾です。
「タイトボンドIIダークウッドグルー」と「タイトボンドモールディング&トリムグルー」のはなし。
まず、「タイトボンドIIダークウッドグルー」
読んで字の如く、「タイトボンドII」の「ダーク」版、つまり「色の濃い」版ということになります。「タイトボンドII」は
「タイトボンドのはなし(1)」ですでに解説済みですので詳しくはそちらを。
通常のタイトボンドIIは黄色い色をしているので、色の濃い木材、マホガニーやレッドメランチなどの接着の際に、グルーラインやはみ出した接着剤が目立って具合が悪いというというような場合にこの「ダーク」が有効です。
逆に、ダークを色の白い木材に使用するとグルーラインが目立つことになるので注意。
以前は、「タイトボンドオリジナル」のダーク版としていて出ていたが、いつの間にかグレードアップして、耐水性にも優れる「タイトボンドII」ベースとなった。
次に「タイトボンドモールディング&トリムグルー」
「モールディングやトリム」というのは、天井と壁の角の部分などに取り付けられる装飾的な部材のことをいいます。抱き石や家具などの突出部を装飾する輪郭の部分とか、窓のガラス板を押さえる枠の部材とか、そういったものもはいるでしょう。
こういった部材は細長くて接着剤が塗りにくいですね。また、粘度が小さい接着剤では周囲に垂れてしまい、接着面ではない部分を汚してしまうおそれがあります。細かい模様の入ったモールディング材に接着剤が付着すると掃除が大変です。なにしろモールディング材は装飾の意味があるので汚れてしまっては台なしです。
こうした場合に「タイトボンドモールディング&トリムグルー」が有効です。粘度が大きいので垂れにくい接着剤です。
さらに詳しいことを知りたい方はメーカーのサイトをぜひご覧ください。
タイトボンドのメーカーのサイトはこちらです⇒
http://www.titebond.com/
また、以下の内容についての問い合わせには私の方ではお答えできませんので宜しくお願いします。問い合わせ等があれば、メーカーの方に直接お願いします。
「タイトボンド」の購入はこちらからどうぞ→ 水性木工用接着剤
●タイトボンドIIダークウッドグルー
タイトボンドIIダークウッドグルーは、タイトボンドIIを着色したバージョンの商品です。
初期接着力が強く、接着が速いのでクランプタイムが短くて済みます。木材自身の強度よりも強く接着できます。研磨性もよく、仕上げ塗料にも影響されません。
タイトボンドIIダークウッドグルーは、どのような木工家にとってもプロの仕上がりを成し遂げる手助けをするでしょう。木材、厚紙、パーティクルボード、皮革、布、そのほかほとんどの多孔質の材料の接着に使用できます。タイトボンドIIダークウッドグルーは、使用が簡単で、毒性もなく、水で拭き取れます。
タイプ:架橋型ポリビニルアセテート
性状:液体
色:薄茶色
乾燥時の色:茶色
固形成分:48%
粘度:4000cps
品質保持期間:12ヶ月(密栓して75°Fの場合)
VOC:5.5g/L
比重:9.1lbs./gallon
チョーク温度:約55°F
引火点:>200°F
凍結-解凍後の安定性:安定
pH:3.0
使用温度:50°F以上
オープン可使時間:5分(70°F/50%RH)
トータル可使時間:10-15分(70°F/50%RH)
最低使用量:約6milあるいは250平方フィート/1ガロン
圧締圧力:接合面がぴったり密着すればよい(通常、軟質材で100-150psi、中間材で125-175psi、硬質材で175-250psi)
塗布方法:プラスチックボトルが作業しやすい。ローラー、スプレッダー、ブラシでも塗布できる。
清掃:グルーが濡れている場合は水で濡らした布で拭く。乾燥後はスクレーパーあるいは研磨して取り除く。
※チョーク温度とは、良く接着できるための最低温度(接着剤・気温・被着剤の温度)を示しています。
接着強度
(ASTM D-905)(ハードメープル)
| 温度 | 強度(単位psi) | 木材破壊率(%) |
| 室温 | 3600 | 77 |
| 150°F、一晩 | 1600 | 10 |
タイトボンドIIダークウッドグルーは、水中や喫水線以下の使用には適していません。 構造接着や負荷のかかる接着には適しません。気温、接着剤、被着材が55°F以下のときは使用しないこと。凍結は機能に影響しないが粘度が高くなることがあります。撹拌すると元の状態に戻ります。薬品処理された木材の接着には適さない場合があるかもしれないので、事前に接着テストを行うとよいでしょう。使用前にMSDSを読んでください。凍結させないこと。子供の手の届かない所に置くこと。
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●タイトボンドモールディング&トリムグルー
タイトボンドモールディング&トリムグルーは、多孔質、半多孔質の材料の接着に使用できる最も粘度が高く、最も乾燥が速い接着剤です。仕上げトリム、クラウンモールディング、幅木、窓枠など、強度が必要で、垂れない接着剤が必要な所に最適です。
タイトボンドモールディング&トリムグルーは、初期接着力が強く、接着が速いですが、十分な位置合わせ時間もあります。
木材自身の強度よりも強く接着できます。研磨性もよく、仕上げ塗料にも影響されません。
タイプ:揺変性ポリビニルアセテート
性状:高粘度液体
色:ベージュ
乾燥時の色:黄色がかった透明
固形成分:60%
粘度:36500cps
品質保持期間:12ヶ月(密栓して75°Fの場合)
VOC:9.8g/L
比重:9.0lbs./gallon
チョーク温度:約50°F
引火点:>200°F
凍結-解凍後の安定性:安定
pH:4.8
使用温度:50°F以上
オープン可使時間:3-5分(70°F/50%RH)
トータル可使時間:10-15分(70°F/50%RH)
最低使用量:約6milあるいは250平方フィート/1ガロン
圧締圧力:接合面がぴったり密着すればよい(通常、軟質材で100-150psi、中間材で125-175psi、硬質材で175-250psi)
塗布方法:プラスチックボトルが作業しやすい。ローラー、スプレッダー、ブラシでも塗布できる。
清掃:グルーが濡れている場合は水で濡らした布で拭く。乾燥後はスクレーパーあるいは研磨して取り除く。
接着強度
(ASTM D-905)(ハードメープル)
| 温度 | 強度(単位psi) | 木材破壊率(%) |
| 室温 | 3000 | 7 |
| 150°F、一晩 | 650 | 0 |
タイトボンドモールディング&トリムグルーは、屋外あるいは湿度の高いところでの使用には適していません。屋外での使用には、タイトボンドIIIアルティメットウッドグルーあるいはタイトボンドIIプレミアムウッドグルーを使用してください。構造接着や負荷のかかる接着には適しません。気温、接着剤、被着材が50°F以下のときは使用しないこと。凍結は機能に影響しないが粘度が高くなることがある。撹拌すると元の状態に戻ります。使用前にMSDSを読んでください。凍結させないこと。子供の手の届かない所に置くこと。
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タイトボンドのはなしはまだまだ続きます・・
「タイトボンドのはなし(4)」
「各種タイトボンド」は次のページで取り扱っています。
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