アーチザンズ・スピリッツのブログ<タイトボンドのはなし(4)>タイトボンドのはなしの第4弾。今回は、「タイトボンドリキッドハイドグルー」のはなし。 英語が分からないとどこで切っていいのか分からんという人のために。 「タイトボンド / リキッド / ハイド / グルー」というふうに分かれています。 「タイトボンド」はブランド名。 「リキッド」(liquid)は「液体」のこと。 「ハイド」(hide)は「皮」のこと。皮といっても、革にする獣の皮のこと。具体的にいえば牛とか馬とか犬とかといったもの。 「グルー」(glue)は「接着剤、にかわ」のこと。 全部を訳せば、「タイトボンドの液体にかわ接着剤」ということになろうか。 そもそも「にかわ」とは動物の皮、腱、内臓、骨などを煮出した液を乾かして固めたもので、洋の東西を問わず、古くから接着剤として利用されてきたものです。色は透明または半透明の樹脂様のかたまりで、フレーク状にしたものや棒状に固めたものなどいろいろあります。ようするにゼラチンです。不純物などを取り除いて精製したものは食用ゼラチンになります。 接着剤として使うときは、これをお湯に溶かして液体にして使います。ただし、ゼラチンと同じように冷めるとゲル状に固まってしまうので、使用する間は温め続けておく必要があります。そのために保温用の専用のポットも市販されています。 ちなみに、にかわの語源は「煮皮」です。そのまんまです。 にかわは耐水性はありません。固形のにかわを水に溶かして使用するわけですから当然のことです。 ですから接着したあとに水につけて溶かしてやると接着が外れます。 この性質が役に立つ場合もあります。木工品の分解修理が必要な場合などがそれです。 アンティーク家具、ヴァイオリンやギターなどの楽器で、接着ににかわが使われている場合は接着を外して分解修理することが可能です。 さて、はなしを戻します。 「タイトボンドリキッドハイドグルー」は、最初から液体になっている便利なにかわです。通常の液体接着剤と同様にボトルから出してすぐに使うことができます。 冬期の温度が低いときには固まってしまうので注意が必要です。そのような時は、ボトルをお湯に浸けて温めるてやると液体に戻ります。 固まらないまでも、気温の低いときは粘度が増して塗りにくい場合があります。そのときも温めるとよいでしょう。 少しづつしか使わない場合は、小分けして冷蔵庫に入れて固めておくと長持ちするでしょう。 ハイドグルーのもうひとつの特徴は、可使時間が比較的長いということがあります。ほかのPVA系接着剤、たとえばタイトボンドオリジナルや白ボンドなどの酢酸ビニル系のものなどは、接着後少し時間がたつと被着材はピッタリとくっついてしまい動かせません。それが便利だという場合もあるでしょうが、逆の場合もあります。時間をかけて微妙な位置合わせが必要な場合は困りますね。ハイドグルーはそのようなときに便利です。わりと長い時間、材料を位置をずらしたりして位置合わせができます。 さらに詳しいことを知りたい方はメーカーのサイトをぜひご覧ください。 タイトボンドのメーカーのサイトはこちらです⇒ http://www.titebond.com/ また、以下の内容についての問い合わせには私の方ではお答えできませんので宜しくお願いします。問い合わせ等があれば、メーカーの方に直接お願いします。 「タイトボンド」の購入はこちらからどうぞ→ 水性木工用接着剤
タイトボンドのはなしはまだまだ続きます・・ 「各種タイトボンド」は次のページで取り扱っています。 水性木工用接着剤
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